延文3年(1,358)、初祖大覚大僧正妙実上人により開創。寺勢は戦国時代に衰えたものの、日延、日近、日遥ら歴代上人らが再興に尽力し、また、智鑑院の丹精や、和田藩主岡部長泰などから寺領の寄進を受けるなどして興隆に至った。多くの寺宝が所蔵されており、中でも大覚大僧正ゆかりの「傘の内の曼荼羅」は、泉佐野市の指定文化財となっており、京都の桂川での勅命による雨乞の際、傘の中に安置し祈願したところ、 たちまち雨が降ったと伝えられている。
【ご注意】このページは「南大阪のお寺めぐり (2023年10月発売)」掲載当時の情報です。
このページの内容は雑誌掲載時の内容をもとに作成しています。掲載情報は諸事情により変更される場合がありますので、ご利用の前には必ず掲載寺院に確認してください。なお、掲載データの誤り等がございましたら、お手数ですが こちら からお知らせください。