南大阪の日蓮宗寺院の中でもかなり古く、室町時代、玉洞妙院日秀上人により1,400年に開創された。本山は京都の本満寺だが本要寺の創建の方が古く、日秀上人が最初に建てた寺である。上人は法華経の守護神である十羅刹女の一人、藍婆刹女神を別勧請し、本要寺に安置した。また上人は、奈良の南都円城寺跡にて実物大の大黒天を発見し本要寺に安置した。これは鎌倉時代の名工「運慶」の作といわれていたが、昭和20年の戦災により焼失してしまった。
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